リーチ先生


日曜日は、
家族で近くの荻窪八幡神社のどんど焼きに松飾りを持って行きました。

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主任がイグサークルのお友達のワークショップで作った、
素敵な松飾りは燃やすのがもったいないくらい。

どんど焼きの火は、
穢れを清め、
竹の爆ぜる音は災いを退け、
高く登る煙に乗ってお正月の神様が帰ると、
言い伝えられているそうです。

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ふふっ。

それを聞いて、
顔が焦げるんじゃないかというくらいに,
たっぷりの火の粉と煙りを浴びたため、
室長を取り巻く厄も神様と一緒に、
空へと帰ってしまったことでしょう。


昨年の暮れに「リーチ先生」という本を読みました。

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リーチ先生は、
民藝と深いつながりのあるあのイギリス人陶芸家のバーナード・リーチ。

本作は史実に基づいたフィクションですと、
最後に書かれている通り、
亀乃助という架空の人物が主人公なのですが、
その亀乃助をリーチ先生が「亀ちゃん」「亀ちゃん」と呼びます。

それがなんだか、
アメリカでリメイクされた「ハチ公物語」の映画のCMを見た時に、
リチャード・ギアが「ハチー」と呼んでいた時の違和感を彷彿とさせ、
460ページ近くある本文の中に、
頻繁に「亀ちゃん」が出てきては、
リチャード・ギアのもたらしてくれた違和感との戦いが始まります。

その苦労が400ページ目前で、
浜田庄司が亀ちゃんに語るシーンで、
遂に報われました。


「わからないからだよ」


わからないことは決して恥じることではない。
わからないこからこそ、
わかろうとしてもがく。

知ろうとして学ぶ。

わからないことを肯定することから、
すべてが始まるのだ。



当研究室の活動も、
何をどうしたいというのが、
やってる本人たちもよくわかっていないところがございます。

それでも、
少しずついろんな人との繋がりができて、
イベントに出れば普段会うこともない人たちと話ができて、
今のところ何かが起りそうな予感だけが、
活動のモチベーションとなっております。

よくわからないままで良いという後押しをもらったような気がいたしましたので、
今年もよくわからないまま突き進んで行きたいと思います。


室長の個人的な思いとしては、
民藝と何かしらで繋がれたらいいなと思ってはいます。
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